メンディサバル騎手、日本の地に
2008年のシーズン終了まで後1ヵ月。イオリッツ・メンディサバル(Ioritz Mendizabal)騎手は、幸せで確信をもっている。彼は、2つ目のクラヴァッシュドール(Cravache d'Or 最優秀騎手賞)を達成すべくフランスで200勝の大台を超え、今では新しい挑戦が待っているアジアの方向を向いている。
11月25日にサンクルー競馬場で施行されたイゾノミー賞で、メンディサバル騎手は切りのよい200勝を達成した。来年5月で35歳を迎えるバスク人騎手にとって、激しく競われたリステッド競走でフランスで200勝を挙げたことは今年がどれだけ素晴らしい年かをよく表しており、この記念すべき年にはアメリカでのG1競走優勝[アーリントンパーク競馬場でスピリットワン(Spirit One)に騎乗して制したアーリントンミリオン]と、2つ目のクラヴァッシュドールが加えられる。初めてクラヴァッシュドールを獲得した2004年は220勝という記録を打ち立てたが、それは翌年クリストフ・スミヨン(Christophe Soumillon)騎手が226勝を挙げたために破られる。今回、2008年は、メンディサバル騎手にはこの驚くべき数字を破るチャンスがあまりない。なぜなら、同騎手は12月3日にフランスを発ち、15日の夜まで戻って来ないからである。
「私は水曜日に日本に発ち、そこでワールドスーパージョッキーシリーズに参加します。すでに1度日本に行ったことはあります。フランスで非常に詰まったシーズンを過ごした後で新しいことを学びながら特に重圧がない中で乗れるのは、気分転換になりますし興味深いです」。
彼を甘やかすであろう競馬統括機関のある日本で数日を過ごした後、彼のエージェントに確認したところ、イオリッツはアジアにとどまるらしい。エージェントのミッシェル・シャルティエ(MIchel Chartier)氏は、次のように語った。「最初からマルセイユ=ボレリーでの連続開催、ドーヴィルでの12レースの開催、12月6、7日に行われるトゥールーズでの週末開催を逃すことは分かっていました。クラヴァッシュドールの争いは最高潮に達していますので、このことは都合が悪いです。しかし今では心持ちは違い、イオリッツは彼女のカロリーヌと一緒にバカンスを取り戻そうとしています。そして12月14日は香港のシャティン競馬場でトランコ(Trincot)に騎乗します。これはフィリップ・デメルキャステル(Philippe Demercastel)調教師がイオリッツにしたプレゼントなのです。フランスに帰国すれば、ポーでルジェ厩舎の忘年会、そして18日と20日はドーヴィルでの開催があります。その後は、休みとクリスマスの用意となるでしょう。なぜなら、もし休憩を必要としている人が居るとするなら、それはほかでもないイオリッツなのですから」。
By Jacques Darmony
[Paris Turf 2008年11月28日「Mendizabal en terre nippone」]
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